考えよう。答はある。

試される大地にて

なつやすみトーキョー

東京に来た。夏休みなので。 

 

会社でラジオをつけているんだけれども、

8月頭の「なっつーやすみは~やっぱり~みじかい~」がリクエストされる率は半端なかった。

 

お昼に外に出ればカンカン照りの太陽、蜃気楼が見えそうな熱気と青空。

…ザ・夏休み!

会社の周りのどんよりした住宅街にも夏休みがちゃんと来ていた。

 

庭のプールではしゃぐ子どもたちを横目に仕事をしていた私にもついに来た、お盆という名のオトナの夏休み。(かなりみじかい)

 

 

今は品川のワイアードカフェでキングタコライスコンボを食べています。

くそおしゃ(ほめてる)なことしてるけど、今住んでるところではなかなか味わえない。

東京らしいなって思う。

 

「おしゃれ」って薄っぺらく捉えられることもあるけど、素晴らしいことだと思う。おしゃれっていうか、スタイリッシュ、かな。

そういうものには「人の思い」が宿っている。

どうしたらより良くなるか。使う人の気分を癒やし、機能的にもすぐれたものになるか。そういうことが計算され尽くされている。ここの形にたどり着くまでに、あれやこれやと思いを巡らせて時には壁を乗り越えたりして神経を注いだ人がいるのだ。

広告の仕事をしたいと思ったのも、それぞれの表現には必ず誰かの意図や工夫が隠れているから。そういうものを知るのが、何より楽しかった。

無造作につくられたものや偶然できてしまったものより、きちんと考えてつくられたもののほうがキュンとする。

そういうわくわくするものが、東京には散りばめられている。